kiichantraveler’s diary

30歳手前の分岐点。誰もが抱える思いを声にするために。

初めての一人暮らしの不動産屋で聞くべき9つの質問。

前回、こんな記事を書きました。

 

kiichantraveler.hatenablog.com

 

初めての一人暮らしの部屋選びをするときに行う内覧で、どんなポイントを見れば良いかということに関してです。

 

それでは次に、実際に部屋を気に入った場合や、部屋の条件や話を不動産屋でするときにどんなことを質問すれば良いのかについて書いていきます。

 

これは実際に僕が東京で1人暮らしの部屋を借りた時に、不動産屋で聞いた質問項目であり、主に契約の最後の確認や家賃交渉の場で使って頂けると有効だと思います。

 

 

 

不動産屋で聞くべき9つの質問。

 

1. 空室期間は?

2. 前に住んでいた人の退去理由、住居期間は?

3. 部屋の回転率は?

4. 近隣、上下左右の家族構成や生活時間。

5. 周りでどのようなクレームが起こっているか?

6. 告知事項ありの物件でないか?

7. ネットで見た情報との比較。

8. 礼金ゼロか?

9. 仲介手数料が最大1.08ヶ月のうちどのくらいか?

 

 

 

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

 

1. 空室期間は?

 

これから契約しようとしている物件が最後の契約をされたのがいつかなのか、また空室になっている期間はどのくらいなのか質問しましょう。この質問ではその物件の人気具合や回転率を知ることができるだけではありません。

不動産屋も人気の物件だけでなく、空室期間が長いいわゆる『売れていない物件』も契約してほしいと思っていることがあります。そこで空室期間が長いことを指摘することで、家賃交渉の材料にすることができます。

 

 

2. 前に住んでいた人の退去理由、住居期間は?

 

最近は個人情報の取り扱いに厳しい時代ですが、個人が特定できない情報であれば教えてくれることの多いです。実際に僕が部屋探しのために回った3つの不動産屋では全て答えてくれました。

 

退去理由が特別気になるものでなければ、問題ありませんがあまりにも短い居住期間だった場合は気をつけて話を聞く方が無難です。

 

 

3. 部屋の回転率は?

 

1つ目の項目と重なる部分もありますが、過去の住民が一定の期間住んでいて、また次の住民が同じような期間住んだパターンの物件は、それだけで安心材料になります。

 

 

4. 近隣、上下左右の家族構成や生活時間。

 

この質問は答えてくれる不動産屋とそうでない不動産屋があるかもしれません。

ただ、近隣の住民と付き合いが無くとも、一切顔を合わせないで生活するというのは事実上不可能なので、教えてもらえる範囲でより自分の生活に支障がないか聞いて参考にしても良いと思います。

 

 

5. 周りでどのようなクレームが起こっているか?

 

過去に起こった問題は解決の仕方によっては悪化していることもあります。また、どんなクレームが起こっているのかによって近隣の住民を知ることができます。

 

例えば、その物件での騒音のクレームが多い場合は考えられる理由は3つです。

 

1つ目は、『前の住人が出す騒音がうるさかった』場合。これは新たな契約者が気をつければ、済む問題です。

 

ただ、以下2つは注意が必要です。

 

2つ目は、『近隣の住民が音に関して過敏である』場合。これは後の入居者が普通に生活し、生活音を出しただけでもクレームが来る恐れがあります。入居開始すぐに挨拶に行き、上手に関係を作っていかないと再びクレームに発展するかもしれません。

 

3つ目は、『建物自体に問題がある』場合。これは物件の再検討が必要です。

 

よって上記の3つの理由のどれなのか、不動産屋での会話の中から見つけていきましょう。

 

 

 

6. 告知事項ありの物件でないか?

 

万が一、事故物件等の問題付きのある物件であれば事前に教えてくれるばずですが、細かいことについても、事前に告知事項のある物件でないことを確認しておきましょう。

 

 

 

7. ネットで見た情報との比較。

 

多くの人はネットで検索し、実際に店舗へ足を運ぶことが多いかと思います。しかしそのネットに掲載している物件はあくまで、店舗に足を運んでもらうために見せるだけの良物件の可能性もあります。その場合、実際の店舗で提示された条件とネットに掲載されていた情報が異なってきます。そこはしっかりと追求し、家賃の交渉材料にしたり、悪質な場合が不動産屋を変更するなどが必要かもしれません。

 

 

8. 礼金ゼロか?

 

これは他店舗や他の不動産屋との比較のために、一度聞いておきましょう。もちろん、物件によっては、礼金ゼロの物件もありますのでそちらを見ても良いかと思います。

 

 

9. 仲介手数料が最大1.08ヶ月のうちどのくらいか?

 

これも8つ目の項目と同じで、他店舗や他の不動産屋との比較材料のため、聞いておいて損はありません。

 

 

 

以上に9点が不動産屋で直接聞くべき9つの質問になります。

 

ただ、やはり不動産屋の担当者もあれこれ聞かれ、疑われると良い思いはしませんよね。(笑)よって、本当に自分が聞きたいと思うことや、住む上で重要になってくる点に絞ってしっかり質問してみて下さい。

意外な質問から家賃交渉の材料になるかもしれませんし、実際僕はそうなりました!笑

 

それでは。