初めての一人暮らしの内覧で見ておくポイントと十分すぎる28項目。
一人暮らしを始める時に、まず頭に思い浮かぶのは『家』ですよね。
どんな家に住もうかな〜と楽しい思いを巡らせるのと同時に、どんなことに注意しないといけないのかな〜と不安な思いもあるかと思います。
完璧な家はないとしても、住み始めてから、あちこちで『こんなはずじゃなかった…』となっていては悲しいもの。すぐに引っ越しするのも大変だし、やはり出来ることなら契約する前に内覧というお部屋チェックをしっかり行っておくのが一番でしょう。
僕は、大学を卒業し東京で働き始めた時に初めて一人暮らしの家を探しました。初めてのことだらけで、右も左も分かりませんでしたが、分からないなりにも今日紹介するポイントを見ておけば十分すぎるだろうというリストを作成したので、是非ご覧下さい。
【内覧での十分すぎるチェック項目28】
1. 天井の雨漏りの確認。
雨漏りの跡があるなんて論外です。それを言わずに内覧まで進めた不動産屋なんて信用せず、即刻別の不動産屋に行きましょう。
2. 押入れ、クローゼット、洗面所、靴棚などの収納スペースのカビの確認。
個人的なポイントは靴棚にカビが少しでもある場合は、ゆくゆく靴が全部ダメになりますので、注意して変な臭いがしないかも要確認です。
3. 都市ガスの方が確実に値段が安いためオススメ。
今後のことを考えると、都市ガスにして費用を抑えていきましょう。
4. 洗濯機置き場に防水パンがあるか。
ないと床がびしょ濡れになりますよ。あと、割れてないかの確認も。
5. 窓の建具の具合。
古いものだと、すぐに壊され、空き巣被害に会いますので、交換を希望しましょう。
6. 携帯電話の電波状況。
近所の建物や部屋の場所によって電波状況が変わってきます。また坂の上に立っている場合は、構造上1階が地下1階にあたりますので、注意が必要です。
7. 他の住民たちのマナーはどうか。
入れ替わりがあるものの、やはり気になるところですので、部屋の周りを少し確認しても良いかも。
8. アンペアの確認。15では少ない。20〜30。
基本は20〜30アンペアが多いと思いますが、万が一15アンペアだと配線の仕方によって電気が落ちる場合もあります。
9. 水回りや排水溝のにおい。
ゴキブリなど害虫が上がってくる元です。また、部屋の異臭の原因にもなりますので確認を。
10. 水圧はどうか?
毎日、水は使いますし、弱い水圧での洗い物やシャワーは結構ストレスの原因にもなります。
11. トイレのタンク内の状態は?
古くなっていないかの確認ですね。
12. 一般的に住宅性能表示制度の等級の2以上は欲しい。
一応、担当者に聞いてみた方が無難です。
13. 小学校や保育園、公園の近くは避けた方がいいかもしれません。
気にならない人は気になりませんが、やはり子どもの声がうるさく感じることもあるので、音に敏感な方は特に。
14. 駅からの距離、10分以内。
徒歩1分や5分でなくとも、10分程度であれば案外気になりません。ただ、10分を超えると遠い気がするので、他の条件との兼ね合いで交渉していきましょう。
15. 日当りに関して。(真北→×、北東か東→午前中、北西か西→午後、南東→午前から昼、南西→昼から午後、真南→○)
真北は日当りが悪く、それ以外は時間帯によって日が入ってきます。おすすめは日中日が入る真南です。
16. 管理人や大家はどこに住んでるか。
何かあった時に、すぐに駆けつけてくれる方が安心ですよね。
17. コンセントの数。
たこ足で代用できますが、たくさんあったことに越したことはないです。必要な場所に必要な数があるとベスト。
18. 収納スペース。
物が多い人は特にです。
19. 給湯設備は10年未満のものか。
10年以上のものは交換時期にきていますので、壊れる前に交換を希望しましょう。
20. 照明器具がついてあるか?
明るさは本当に大切です。暗い部屋ではやる気が起こらず、気が滅入ります。
21. 建物に住んでいる方が社会人か?学生か?外国人なのか?などこれだけでも判断の基準になります。
人にもよりますが、社会人が多いと比較的落ち着いていますし、学生が多いとやはりにぎやかです。外国人が住んでいると時差の関係で夜中に電話をしたりうるさいこともあります。
22. ゴミ捨て場はどこか?
近い方が良いです。また、ゴミ捨て場の状態を見ることで、近隣住民のマナーを知る手がかりにもなります。
23. コインランドリーの位置。
あれば何かしら便利ですので、参考程度に。
24. 壁からの騒音チェック。
壁が薄いと本当に丸聞こえですし、逆に聞きたくないものも聞いてしまう可能性もあります。
25. 結露の確認、サッシや周辺の木材にカビや変色がないか。
結露は仕方ないとしても、サッシや周辺にカビや変色があれば、服にも人にもカビの臭いがつきますし、健康被害もでます。
26. エアコンの年数。
古いエアコンは臭いだけでなく、電気代もかかります。是非交渉を。
27. 部屋の傾き。
体感できるほど傾いていなければ、問題ないですが、気になる人は。
28. SRC造。(鉄骨鉄筋コンクリート造のこと。steel reinforced concrete construction の略表記。)
地震にも強く、安心を買うならこの素材です。
終わりに…
どうでしたか??(笑)
まあ、はっきり言ってこんなにも細かい点までこだわっていたら、物件なんて存在しないかもしれません。ただ、譲れる点と譲れない点を分ける参考資料にしてはいかがでしょうか??
おしまい。