元帰宅部が30歳手前でフルマラソンを完走出来た3つのコツ。
昨今、にわかに人気のあるランニングブーム。
老若男女に愛されるマラソンを舞台に、元帰宅部で30歳手前の僕が果敢に挑戦した記録です。
ちなみに、4時間23分で完走しました。
よって、これを読んで挑戦を決意された方、おそらくこのタイムなんて余裕かと思います(笑)
以下、フルマラソンを完走するための3つのコツを自分なりに考察してみました。
1. 靴とインソールは最低限準備する。
2. アプリを使ったトレーニングを行う。
3. 自分の流れを作る。
1. 靴とインソールは最低限準備する。
そんなこと言って、別に普通の運動靴で大丈夫でしょ!?
なんなら、ニューバランスとかのスニーカーでいけるでしょ!?
せめて、ランシューで良くない!?
この考えは非常に危険です!!!
実際、僕が参加した4000人規模の小さいフルマラソンの会場でもそういった靴の参加者はまれで、多くの参加者はフルマラソンに万全の準備をしてきています。よって結論から言うと、とにもかくにも靴とインソールは必ず準備した方が良いというか、必須です!これはフルマラソン当日までに行うであろうトレーニングの段階で必要になってきますし、ましてやそのトレーニングを適当な靴で行ってケガでもすれば本末転倒以外の何物でもありません。
また、素人の僕でも分かるくらい走りが全然違ってきます。具体的には、タイムや疲労度はもちろんのこと、靴まで買ったんだから!という気合いの入れようが変わってきますね(笑)
では靴を買うためにネットでポチっと〜
ダメです!!!笑
必ずランニングを扱っている店まで出向くべきです。専門店とまではいかなくて大丈夫なので、近くの少し大きめの店まで行ってみて下さい。実際に店に行くとまず、靴の種類の多さに圧倒されます(笑)
ただ、それ以上に驚くのが店員さんが持つ圧倒的な靴の知識量です。もちろん、店員さんによって詳しいかどうかの個人差はあるものの、店頭に出ている研修生を除けば最低限の知識はあるはずです。また、ランニング関係のシューズ扱っている店では、足のサイズや甲の高さを測る専門の機械があると思うので、是非とも自分の足に合う正確なシューズを選びましょう。実際、僕がフルマラソン用のシューズを買いに行った時は若いお兄さんが対応してくれましたが、目視でそれらのサイズを測ることが出来ると言ってました。
そしてサイズを測り終えたら、フルマラソンをどのくらいのタイムで走りきりたいのか正直に伝えてみてください。なぜなら、目指すタイムによって選ぶシューズもずいぶん変わってくるからです!!!
ただ、僕のような素人にはぱっと見て全く違いが分かりませんでした、当たり前ですね(笑)
ちなみに、ここまで来るとだいたい3種類くらいに絞られてくると思います。
僕はド素人なので、アシックスのこのデザインのこの色が良いな〜なんてのんきなことを考えていましたが、店員さん曰く、
デザインや色はほぼ、二の次!だそう。(笑)
ひとまず無事に完走を目指しているのであれば、そりゃそうですよね。(笑)
ちなみに、僕はアシックスのシューズでタイムは4時間前後を狙うものにしました。
価格はもちろんピンキリですが、1万円〜2万円が多くて、競技者を目指すわけでないならこの辺のシューズで大丈夫だそう。
さて、無事にシューズを買えたので走りましょう!というのは少し気が早いです。おそらくシューズが決まった時点で、店員さんからこんな一言があると思います。
インソールはどうしますか?
何だ何だ、まだ余計なものを買わせる気か!?と思ってる場合じゃないですよ!
インソールは買った方が良いというより、買うべきものです!!!なんなら、
是非、欲しいです、よろしくお願い致します!!!
と即答すべきです、本当に(笑)
それでも本当かよ〜と思われた方、実際に少し長めの距離を走ってみて、足への違和感を是非感じてください。
このままじゃいかん。。。
と気付くはずです(笑)
他には、一応店員さんも商売ということでレギンスはどうのこうの〜補助食品がなんだかんだ〜とおすすめしてくれると思います。まああればもっと良いのかもしれませんが、基本的にシューズとインソールさえ買えれば、そのまま夢と希望を抱え帰宅してください。
2. アプリを使ったトレーニングを行う。
靴も買えたので、さあフルマラソンに向けてトレーニングを開始します。
ヘトヘトになるまで行くよ!
まあ色々と意気込みはあるかと思いますが、“決めた距離”を“決めた日程”で走っていくのが無難です。ただ、1つ大きなポイントになるのがランニングアプリを使うことです。
例えば、『ランニング アプリ』で検索をかければ様々なアプリにヒットするかと思いますが、僕のおすすめは『ナイキ ラン クラブ』です。まあおすすめと言いつつも、トータルのタイムや1キロあたりの平均タイムが分かるような一般的なランニングアプリで結構ですので、活用してください。
ちなみに僕はアプリにそそのかされ、3日に2回約5キロを走るトレーニングを9ヶ月行って、気付けば300キロ以上走ってました。(笑)
具体的な活用方法を以下の3つ目で記述します。
3. 自分の流れを作る。
急にその道のプロのようなアドバイスのように聞こえますが、安心して下さい。つまり、自分の流れを作るとはどういうことか??
2つ目で紹介したランニングアプリを元に自分なりの作戦を立てるということです。
フルマラソン当日には、会場に数千人に見た感じガチガチのランナー勢が陣取っており、萎縮しただでさえ自分のスタイルや流れを作るのが難しいと言えます。自分のスタイルや流れなんていうと大げさかもしれませんが、つまり練習と同じように走れるように自分の中での決めごとを少しでも作っておくということです。
例えば僕の場合、練習で以下のことが分かっていました。
・20キロ地点までは、1キロ4分45秒であまり疲れず走ることが出来る。
・最初の10キロはやや飛ばしめで行っても後半にさほど支障がない。
・逆に、前半温存していても後半に加速して行くことができない。
・走っている最中は、2回吸って1回吐くを繰り返した方が、1回吸って1回吐くときよりも走りやすい。
まあざっとこれらは個人的な内容ですので、他の人に当てはまるわけではありませんが、分かることが増えると確実に走る戦略が立てやすくなります。
そんなこと言ってても、スタートの合図とともに全て忘れてしまう可能性もありますが。。。笑
どうでしたか?
ド素人の自分は、フルマラソンなんてただ単に辛いだけのもの。なんて思っていましたが、案外走りきってみると達成感もありますし、何より、
自分の人生に1つ刻まれたな、感。
がものすごいので、是非是非おすすめしたいと思います。
それでは。